英会話は2種類に分けて練習しよう|状況描写と心情描写
英会話には2種類あるって気づいていましたか?
状況描写と心理描写です。
状況描写というのは、天気がいいとか、子供たちが公園で遊んでいる、とかいうように、状況を描写することです。
それに対して心情描写は、気分がいい、幸せな気持ちだ、というように、自分の気持ちを描写することです。
状況描写と心理描写の両方ができて初めて、英会話が成立します。
たとえば、
今日は朝から天気がいい→状況描写
こんな日は、わけもなく気分がいいなあ→心理描写
のように、状況描写→心理描写という具合にたいていの会話は続くからです。
では、どんなふうにこれを練習すればいいかということですが、ひとり英会話でかなり練習できます。
たとえば、朝いつもより1本早い通勤電車に乗ったと想定します。
(状況描写)
電車を1本早くしたら、いつもより人が少なかった
→これを英語で言ってみる。
(心理描写)
ストレスなく通勤できて気分がよかった。
明日も同じ電車に乗ろう
→これを英語で言ってみる
というように、状況描写と心理描写をワンセットにして頭の中で英文を作るわけです。
できれば声に出して言ってください。
その方が効果が上がります。
もちろん、英文をうまく作れなかったり間違っていたりすることもあると思います。
でも、そんなことは気にしない。
ひとり英会話の目的は、頭の中で英文を作る練習をすることと、表現できないことをあぶり出すこと、だからです。
うまく言えなくても、英文を作ろうとして考えることで、頭の英作文モードが活性化するし、何がわかっていないかがわかるので、そこを勉強したら進歩します。
ひとり英会話は、お金がかからないうえに、いつでもどこでもできます。
また、効果抜群です。
最初のうちは、ひとことも出てこないかもしれませんが、挑戦し続けてください。
ある時点から、次々と言葉が出てくるようになります。